愛犬に伝える上で心得ておくこと
愛犬と暮らしていると、
- 犬や人に激しく吠える
- リードを引っ張る
- 人に飛びつく
- 興奮して指示が入らない
など、「ダメ!」と言わなければいけない場面ってありますよね。
もちろん私はドッグトレーナーではなく、あくまで一飼い主です。
ただ、自分の犬と向き合っていく中で、
「怒ること」
についてはかなり考えるようになりました。
以前の私は、
- 感情的に長く怒る
- 何回も叱る
- 興奮して声が大きくなる
ということが結構ありました。
でも今振り返ると、あれは犬にとって、
“何を伝えたいのか分からない状態”
だったんじゃないかと思っています。
愛犬は「言葉の意味」を理解しているわけではない
皆さんに質問です。
ワンちゃんって、人間みたいに、
「飼い主の言葉の意味を理解して、その意図をくみ取って動く」
と思いますか?
私は答えはNOだと思っています。もちろん、
- おすわり
- まて
- ふせ
など、言葉と行動を結びつけることはできます。
でもそれは、
“人間の会話そのものを理解しているわけではない”んですよね。
だから、
「なんであなたは言うことを聞かないの!」
「いつもダメって言ってるでしょ!」
「言うこと聞けない子はご飯抜きよ!」
みたいに長く怒鳴っても、犬からしたら、
「なんかすごい圧をかけられてる…」
くらいにしか感じていない気がします。
愛犬への怒り方で大事なのは「タイミング」と「トーン」
私がかなり重要だと思うようになったのが、
- タイミング
- トーン
です。
以前の私は、
「ダメって言ってるでしょ!」
「なんで分からないの!」
「もうちゃんとしてよ!」
みたいに、人間へ説明する感覚で長く感情的に話していました。
でも愛犬には正直ほとんど伝わっていなかった気がします。

それよりも、
タイミングよく、
鋭い発音で、
短く「ダメ!」
これがかなり大事だったんですよね。
長く感情的に怒ると、逆に愛犬が興奮することもある
これも実際かなり感じました。
こちらが長く感情的に話し続けると、
飼い主の興奮が愛犬へ伝わるんですよね。
すると、
- さらに吠える
- テンションが上がる
- しまいには落ち着けなくなる
という悪循環になりやすい。
こちらが焦れば焦るほど、愛犬も興奮していく感じでした。
ただ怒鳴ればいいという話ではないのだと思います。
- 【タイミング】やってはいけないことをした瞬間または直後に
- 【トーン】どういった発音で明瞭に伝えられるか
で、犬の反応はかなり変わる気がしています。
私が意識している「怒り方」
もう一つ大事だと思っているのが、
ダラダラ怒らない
ということです。
感情は込めます。
でも、感情に飲み込まれない。
飼い主として冷静さを残しながら、
明瞭に、鋭く、一度だけ「ダメ!」と言う。
例えば犬が他の犬へ吠えた時。
「ワン!」に合わせて、「ダメ!」を一回。
もしもう一度「ワン!」と言ったら、もう一度だけ「ダメ!」
もし、
「ワンワンワンワン!」
と連続して興奮したなら、その一まとまりに対して鋭く「ダメ!」と言う。
そんなイメージです。
声だけで難しい時は、リードのショックも使う
もちろん、声だけでは止められない場面もあります。
その時は、
リードを水平に軽く引いてショック(テンション)を与える
なども組み合わせています。ここで大事なのは、
上方向へ強く引っ張らないことだと思っています。
犬が首つり状態のようになると、首や気管への負担も心配です。
なので、
- 横方向(水平に)
- 短く
- 一瞬だけ
を意識しています。
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リードによるショックですが、人によっては愛犬が言うことを聞かないからって上部に執拗に引っ張ったり、むやみやたらにショックを繰り返す方がいるようです。
強い刺激は一見効果がありそうですが、犬に対しネガティブな記憶を植え付けたり、犬の気管や首回りに衝撃を与えるなど、影響も大きいのも事実。
そういったことはただちにやめてほしいと思いますし、私は基本的に、そこまでするなら引っ張るままで大いに結構、と考えるスタンスです。
だって、それがきっかけで、小型犬に多い気管虚脱などを引き起こしたりすると元も子もないですしね。
リードによる指示が伝わりやすいのはもちろん首に巻くリードタイプです。
ですが、気管が弱い、気管虚脱の疑いがある、などの子の場合、無理にリードによる指示に固執する必要もありませんし、当然に体が優先なので、首周りに負担のかからないハーネスタイプのものを選んでいただくのが良いと思っています。
特に下記のハーネスは、H型・Y型の形状していて、首や気管、肌への摩擦、脇の食い込みなどが少なく、 首回りの留め具によって、着衣の際に頭を通すときの恐怖心を抑えながら装着することが可能ということです。
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怒ることは「感情をぶつけること」ではない
以前の私は、怒る=感情を出すことと思っていました。
でも今は、
怒ることもコミュニケーションの一つ
なんじゃないかと思っています。つまり、
「犬へ何を伝えるために、どういうタイミングとトーンを使うか」
を考える。感情的に怒鳴るのではなく、
“伝えるために戦略的に行う”
という感覚です。
ただ頭ごなしに雷親父のように大声にまかせて怒鳴り散らしても犬には脈絡が分かりません。
上述にて「タイミング」の話をしてきましたが、愛犬の是正すべき行為の直後にしっかりとお腹から絞り出した明瞭な発音で「ダメ!」と一言声をかけるが良いのだと思います。
でも、本当に大事なのは「怒らなくて済む関係づくり」
もちろん、危険行動や問題行動を止めるために「ダメ!」を使う場面はあります。
ただ個人的には、本当に目指したいのは、
“怒らなくても声が届く関係”
なんじゃないかと思っています。
そのためには、
- 普段から褒める
- アイコンタクトを増やす
- コミュニケーションを積み重ねる
ことがかなり大事なんだろうな、と感じています。
【広告】トレーニング過渡期によくあるシチュエーション
ちなみに、愛犬のトレーニング中の頃に以外にシチュエーションとして多かったのが、
お子様や近所の犬好きさんにいきなり触られる、声をかけられる
でした。
触っていいですか?と事前に聞いていただいた際は、
「ちょっとうちの子、興奮しやすいので・・・すみません」
と伝えられるのですが、何かの拍子や出会い頭に不意に頭をなでなでされるときもしばしば・・・・
それ以外にも、
- お子様に距離を詰められる
- 散歩中の他のワンちゃんを勢いよく近づけられる
などで、愛犬の集中が切れてしまうことや、興奮の引き金になることが結構あったんですよね。
もちろん向こう側にも悪意はなく純粋に愛らしく思っていただいての行動なのでありがたい限りではあります。しかしながら、トレーニング過渡期においては一定のペースを保って慎重に行動したいもの。
そこで、
- NO(さわらないでね)
- SCARED(こわがりです)
- DANGER(猛犬注意)
- YES(仲良くしてね)
上記4種類のワッペンをリードに貼付するだけで視覚的に伝えられるアイテムがあることを知りました。
↓【広告】Alice’s Dog & Cat 犬のお散歩メッセージワッペン↓
当時の私はこういったアイテムがあることを知らなかったのですが、こういったものを活用することで、犬側も落ち着きやすくなりコマンドも入りやすくなるのではないでしょうか。
トレーニングの過渡期というシチュエーション以外にも、ワンちゃんの体調が優れなかったりするときなど、「むやみに刺激してほしくないとき」などにひろく役立つアイテムだと思います。
「犬の状態を周囲へ視覚的に伝える」
という工夫も、愛犬と幸せな日々を送るためには意外と大事なのでは?と感じています。
加えて、ワンちゃんにとってみても、不要な刺激がないことでストレスが軽減したり良いこともたくさんあると感じています。
まとめ
愛犬と暮らしていく中で、なかなか愛犬が言うことを聞かず、苦慮することもたくさんあるかと思います。私もこれまで何度もイライラを通り越して「ワーッ!」と怒り散らかしてしまったこともありました。
でも、人間と同じで愛犬も、飼い主と愛犬との信頼関係があってはじめてお互いを尊重して生きていけるんですよね。頭ごなしに怒鳴りちらしても、言葉が通じない種族同士のコミュニケーションでは、なかなか思った通りに物事は進みません。
愛犬とのトレーニングは、人間性を養うためのトレーニングでもあると私は位置づけています。
愛犬とずっと心地よく暮らしていけるよう、怒り方にも一工夫凝らしてみてはいかがでしょうか。


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