犬の散歩が怖かった日々
私はドッグトレーナーでも専門家でもありません。
ただ、ビーグル犬と暮らしている、どこにでもいる普通の飼い主です。
でも、そんな私には――
「犬の散歩が怖い」
そう感じていた時期がありました。
朝起きた瞬間から、もう苦しかった
毎朝、目が覚める。
すると同時に、胸の奥に“ずんっ”と重たい感覚が落ちてくるんです。
「ああ……今日も散歩か」
その瞬間から、不安が頭の中を埋め尽くしていました。
- 今日こそ事故に遭うんじゃないか
- 引っ張りで転倒したらどうしよう
- 他の犬にまた激しく吠えるんじゃないか
- 誰かに嫌な顔をされるんじゃないか
- また謝り続けることになるんじゃないか
- 曲がり角から急に自転車が飛び出してくるんじゃないか
- 車が急に出てきてパニックになるんじゃないか
そんなことばかり考えて、布団から起き上がれない日もありました。
外に出ると、胸がドキドキしていた
なんとか起きて、リードをつける。
家の中では「よし、今日は頑張ろう」と思うんです。
でも、外へ出た瞬間から空気が変わる。
他の犬がいないか、
前から人が来ていないか、
曲がり角に犬が潜んでいないか、
後ろから自転車が来ていないか。
常に周囲を警戒していました。
そして、散歩コースへ出ると胸がドキドキする。
ビーグル特有の強い引っ張り。
突然の興奮。
他の犬を見つけた瞬間の激しい吠え。
そこに、自転車や車の気配まで重なる。
「頼むから今日は何も起きないでくれ」
本気でそう願いながら歩いていました。
私は、はっきり具合が悪くなっていた
当時は気付いていませんでした。
でも今振り返ると、私は完全に追い込まれていました。
散歩の時間が近づくだけで憂鬱になる。
朝から動悸がする。
外を歩くだけで神経が張り詰める。
犬との暮らしが嫌だったわけじゃない。
むしろ大好きでした。
でも、「散歩」が怖くなっていたんです。
同じように苦しんでいる人へ
SNSを見ると、
- 楽しそうに散歩する犬
- 穏やかな飼い主さん
- 完璧なしつけ
そんな投稿ばかり目に入ります。
でも実際には、
「犬の散歩がつらい」
そう感じている飼い主さん、かなりいると思います。
そして、その苦しさって意外と人に言えないんですよね。
「飼い主失格なんじゃないか」
そう思ってしまうから。でも、私は今なら言えます。
あれは甘えじゃなく、本当にしんどかった。
続編へ
このあと私は、散歩そのものが怖くなり、
「あっ、もう無理かも・・・このままだと行くところまで行くかもしれない」
というところまで追い込まれていきます。
そして、あることをきっかけに少しずつ状況が変わっていきました。
続きはこちらで書こうと思います。


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